シーリングされた車両用灯具には必ずIP保護等級が表示されています。第1数字(0~6)は防塵性能を、第2数字(0~9K)は防水性能を示します。IP67の灯具は完全防塵で、一時的な水没にも耐えます。IP69Kは一段上の等級ではなく、別の暴露を対象とする独立した試験です。80℃の高圧ジェット水流、すなわち農機や建機で重要となる高圧洗浄をカバーするものであり、両方の暴露を受ける灯具には両方のコードが必要です。
IP65・IP67・IP68・IP69Kの違い
IP65:完全防塵、低圧の噴流水に対する保護。高圧洗浄されることのないビーコンや車内向け灯具には十分です。
IP67:完全防塵、水深1mに30分間の水没に耐えます。車外の機械用照明に求められる実用上の最低ラインです。
IP68:継続的な水没に耐えます。ただし深さと時間は規格で固定されておらず、製造業者と使用者の間の取り決めによるため、2つのIP68の主張が比較できる試験を指しているとはかぎりません。水没の手順が規定しているのは水温であって、塩分濃度ではありません。したがってこの表示は、海水について一切の情報を伴いません。代わりに確認すべきことは、船舶用途でIP68が伝え落としていることで解説しています。
IP69K:80~100barの80℃ジェット水流に全方向からシーリングされています。トラクター、スプレーヤー、塵芥車、鉱山機械など、高圧洗浄やスチーム洗浄される機械に指定すべき規格です。
機械の購買担当者にとっての意味
シフト終了時に機械を高圧洗浄する運用であれば、IP69Kを指定してください。IP67の灯具は雨や泥には耐えますが、高温高圧洗浄を繰り返すといずれシールが破損します。Tough Lightingの作業灯はすべてIP67~IP69Kでシーリングされ、IEC 60529に基づく試験を実施済みです。IP69K対応モデルはヘビーデューティー作業灯のページをご覧ください。
ポッティング加工ドライバーとは、灯具の電子ドライバー回路全体を樹脂(ポッティング材)で封止したものです。車両用灯具の電子回路における三大故障要因である振動・湿気・熱サイクルから回路を保護します。
CISPR 25(車載電子機器のEMC規格)CISPR 25は、車両に搭載される電気機器からの電磁妨害(EMI)を制限する国際規格です。エミッションはクラス1からクラス5に等級付けされ、クラス5が最も厳しい基準です。適用クラスは、機器の取り付け位置に応じて車両メーカーが指定します。Tough Lightingのライトは標準でクラス4を基準に製造しており、クラス5もご要望に応じて対応します。
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